幼稚園から小学校1年生くらいでピアノを習い始め、小学校高学年で受験のための塾通いが忙しくなりピアノを辞めていく。 これが、現在多くの生徒さんに見られる1つのパターンになっています。
親御さんの意志で無理矢理ピアノを始めたのならともかく、私から見ても「ピアノ好き」と思われる子どもさんもこのパターンで辞めてしまう子が多くなってきました。
これはうちの教室だけでなく、多くのピアノ教室で見られる現象のようです。
はたしてこれで良いのだろうか? という思いが常に私の頭の中にあります。
上のパターンだと、ピアノを始めて5年くらい、これからピアノの醍醐味を味わえるであろう時に、辞めてしまうことになります。
私の考えでは、ピアノは勉強の合間の良い息抜きになると思います。
そんなに長い間続けて勉強出来るわけもなく、集中力にも限界がありましょう。
そんな時に、好きな曲を弾き、頭をリフレッシュしてから再度勉強したらはかどるのではないでしょうか?
ピアノを弾くことは、指先を刺激し、脳を活性化させるという効果もあります。
それが目的ではありませんが、楽しみながら脳を活性化させるピアノは、受験勉強のお友だちになり得る素晴らしいものです。
そして、今の学校の勉強に足りない(と私は思う)「自己表現」であるピアノは、好きで習っている子ならば、心の栄養にもなり、最高のストレス解消法にもなります。
できることならば、細々とでもいいからピアノを続け、好きな曲を弾き、適度に息抜きしながら受験時期を乗り切ってもらいたいと思います。
受験時期を乗り切るために 月2回レッスンコースも用意しています(土日レッスンも可)
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